どうも、住んでからも断熱・気密性能を上げたい白井です。
いつもの記事は県民共済住宅で建てる方に向けた記事ですが、建てた後でも役立つ情報を定期的に上げたいと考えています。
実際に住んで、実施したDIYをご紹介します!
今回の記事では、
外壁を貫通するダクトのすき間をDIYで埋める方法
について解説しました。
- 冬のすき間風が寒い
- 夏の冷房効率が悪い
- 気密処理の方法を知りたい
そんな方には特に参考になるので、ぜひ最後までチェックして頂けたらと思います。
家の気密性能は快適に暮らすためには不可欠です。
すでに建てた方も、建築中の方も気密については、しっかり意識するといいですよ。
引き渡し後でも家の性能は上げられます!
お風呂の換気扇ダクトの状態確認方法
お風呂の天井は、下から上に突き上げるように押すとカンタンに開けることができます。
ユニットバスの天井は乗ることができないので注意しましょう。
ユニットバスの天井は、人が乗ることができる強度で設計されていません
脚立を使ってダクトの状況を見てみましょう。
間取りにもよって違うと思いますが、我が家の場合は換気扇から外壁へダクトが伸びていました。
貫通部にはすき間がありました。
グラスウールが飛び出てしまっています。
工事中に気付けばよかったのですが、仕方ないのでDIYで埋めていきます。
左側から見てもすき間がよくわかります。
貫通部の処理は?
ダクトの貫通部は通常気密テープなどですき間をふさぐのが理想です。
↓住宅診断をされている方の記事です
高気密にするためには、気密層が連続することが大切です。
貫通部の処理が甘いと気密性能が悪くなってしまいます。
すきまパテは粘土みたいに使えてとても便利!
今回はダクトの貫通部に気密テープを張ることが難しそうだったので、すきまパテを使うことにしました。
ねんどみたいで使いやすくておすすめ!
コスパがいいので、1キロの商品を購入しました。
不乾性なのですが、500gずつで小分けになっているのはいいですね。
実際に使って見ると粘土みたいです。
幼稚園児になった気分で、整形します。
ダクト周りに巻くイメージです。
実際にダクトのすき間を埋めてみた
お風呂の天井からダクトの貫通部まで手が届かないので、棒を使って頑張って埋めていきます。
棒を使って貫通部へ。
とりあえず乗せました。
棒でツンツンしながら壁とダクトに接着させていきます。
手でやればすぐできる作業なので、届かないのがもどかしい。。。
垂れ下がっていたパテがちぎれて下に落ちてしまいました。
さよならー
パテを追加しながら下部分も接着させていきます。
左側がダクトのかげで見えないので、手鏡も使いながら頑張って施工します。
ひたすら棒で突きながら、接着させることに成功しました。
死角になっていた部分もきれいに施工できました。
引き渡し後でもダクトのすき間を埋めることはできた
貫通部の気密処理ですが、とくに難しいことはなく完了しました。
体感として、お風呂及び脱衣室のすき間風が改善された気がします。
県民共済住宅は気密測定をおこなっておらず、気密処理の度合いも施工者によってバラバラです。
我が家の場合、キッチンのダクトは気密処理されていたのでお風呂のダクトがされていないとは思いもしませんでした。
もしすき間風を感じるなどあれば、チャレンジしてみる価値はあると思います!
気密DIYはおすすめ!
今回紹介したパテはエアコン配管まわり、水回りの配管のすき間埋めなどにも使うことができます。
施工中に持っていれば、現場で気密処理の補強ができたので、早く知っていればよかったなと感じます。
気密テープとあわせて持っておけばよかったかも。。
参考になれば幸いです。
断熱・気密のDIYはいろいろしているので、また別記事で紹介します!
家が引き渡された後の方も楽しんで読んでもらえたら幸いです!
▼我が家も実際に購入しました!
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