どうもこんにちは。白井です。
中古住宅を購入するにあたって、皆さんはどんなことを気にしますか?
間取り
土地の広さ
部屋数
方角
確かにこれらも重要なポイントです。
ですがもっと重要な事を忘れていませんか?
今回は中古住宅を購入するにはだって絶対に知っておかなければならないホームインスペクションについてご説明致します。
間取りよりも大前提で大切なこと
間取りよりも大前提で大切なこと、それは安心して暮らすことができる住宅なのか否かです。
では安心して暮らせる家とはどのような良いでしょうか?
地震に強い家
雨漏りがしない家
シロアリ被害のない家
つまり構造や経年劣化による不安点がない家です。
実際に中古住宅を見学した私が言うので、間違いないと思いますが、「素人では判断できない」のです。
クロスを張り替えたりすれば、一見綺麗に見えてしまうからです。
まるで人間みたいで中身は一目見ただけではわからない…
ホームインスペクション・耐震診断とは?
ホームインスペクションとは、
プロが、第三者として、建物の劣化状況や欠陥の発見などをする調査のことです。
ホームインスペクションの資格を持った調査士の方に依頼します。
住宅診断(ホームインスペクションとは)
プロが客観的に診断してくれるって安心!
耐震診断とは、
現在の耐震基準による耐震性能の診断です
特に築年数が経っている物件については実施したほうがいいと思います。
耐震診断とは
地震大国日本では耐震性能は重要…‼
ホームインスペクションをするべき3つの理由
ホームインスペクションをするべき3つの理由を解説します。
①建物の重大な欠陥を未然に発見することができる
まずは建物の重大な欠陥を未然に発見できるということです。
中古住宅の状況は様々です。
建築後もしっかりメンテナンスを実施されている家もあれば、手つかずで不安要素のある家もあります。
実際に中古住宅を見学すると思いますが、素人が判断することは困難です。
重大な欠陥は床下や屋根裏を確認しないと発見できないからです。
不動産屋が一緒にいるから、正直チェックしづらかったです
シロアリの被害は床下から
雨漏りの被害は屋根から
購入してから数年後に被害が実際に見える状態で起こるようになったら…
数年しか経ってないのにもう補修!?
購入時にもっと注意深く買えばよかったと後悔することになりますよ
②リノベーション方針に生かすことができる
中古住宅なので、年数が経っているとどうしても経年劣化してくる場所は出てきます。
大事なのは、これらを事前に知ってリノベーションの計画に組み込めることです。
中古住宅の家についてしっかり確認!
外壁の塗装が塗り直しのタイミングだからリノベーションのついでに塗ってもらおう
水回りが交換タイミングに来ているからあわせて交換しよう
プロの診断士なので、アドバイスも色々してもらえました。
私の場合ですが、診断結果によって、リノベーションか壊して新築かを判断したいことをあらかじめ伝えておきました。
なので広いLDKがリノベーションで実現可能かなども相談しながらの診断作業になりました。
とても満足度が高かったです!
③想定外のコスト増を回避できる
あらかじめ経年劣化している場所を把握できるので、想定外の補修費用がかかりません。
購入前に補修費用がどれくらいかかるかがわかります。
中古住宅を購入して貯金から大金が出たタイミングで想定外の補修費用がかかったら、致命傷ではありませんか?
家計があああああ
保険のためにもホームインスペクションを実施することをおすすめします!
安心を買う!
実際にやってもらいました!ホームインスペクション・耐震診断は満足度が高いです
私も実際にやってもらいました。
屋根裏、床下のチェックも含めて依頼しました。
壁を叩いて構造チェックしたり
床下に潜って調査したり
1階、2階それぞれの屋根裏もチェックしてもらいました。
また築年数が経っていたので、耐震診断もあわせて実施して頂きました。
外観のチェック
各部屋のチェック
床の傾きをレーザーチェック
床下に潜ってシロアリや構造の欠陥のチェック
1階、2階それぞれの屋根裏に入って構造や雨漏りのチェック
おおまかにはこれらの内容を実施して頂きました。
だいたい4時間くらいかかりましたが、隅々までチェックしていただき参考になりました。
家のチェックポイントを一緒に見ながら回るので勉強になりました
後日出して頂いた耐震診断では、現状の耐震性能と改善案を頂きました。
改善案では、壁に筋交いを入れたり壁量を増やしたりの提案がありました!
リノベーションの指針になりました。
実は義務化?ホームインスペクションは中古住宅を購入するときに絶対するべき!
実は中古住宅を売買するとき、不動産屋はホームインスペクションについて説明義務があります。
中古住宅のインスペクションは義務化されたの? 法律改正のポイントとインスペクションのメリット
ただ説明の義務があるだけで、実施するか否かは買主の判断となります。
費用ですが、5万~30万ほどの幅でしていただけます。
何千万の買い物で失敗したくないからおすすめ!
ただ安い場合は外見の目視に留まるようです。
少し費用はかかりますが、床下と屋根裏のチェックは必須でお願いしましょう。
床下と屋根裏は住宅を知る上で最重要の場所!
素人じゃ見れないしね!
人生で一番大きな買い物で外れくじを引かないようにホームインスペクションを実施しましょう。
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