どうも白井です。
本記事ではWeb内覧会LDKと和室をお送りします。
LDKは家でくつろぐために過ごす時間が多い重要な部屋なので特にこだわりました。
いろんな工夫をしたので、少しでもあなたの参考になれば幸いです。
過ごしやすい空間にするため、熟考しました!
また家具・家電を置いたときの雰囲気もあわせて紹介するので、間取りと実際の生活している空間が比較できます。
ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います!
リビング・ダイニング
今回紹介するのは、LDKと和室です。
玄関ホールからリビングに入った光景です。
左はキッチン、右は吹き抜けとリビング階段が一度に目に入ってきてとても広く感じます。
帰宅してリビングに入ったときの視界の広がりを意識しました
来客者もリビングに入ると驚いてくれます
リビングを入って左を見た図です。
収納・水回りへの扉・スイッチニッチがあります。
水回りは回遊導線になっていて使いやすいです。
スイッチニッチと冷蔵庫・ゴミ箱のスペースです。
冷蔵庫の位置は結構重要だと考えていて、ダイニングからのアクセスが近いのと、冷蔵庫が通路の邪魔にならないように工夫しました。
冷蔵庫を引っ込んだスペースに配置して、空間の凹凸をなくします
冷蔵庫の横にゴミ箱を設置します。
ゴミ箱付近はどうしても生活感が出やすいので、部屋から見えにくい場所にしました。
トイレ用の収納をこちらに移動してもらいました。
1階トイレには可動棚の収納を作っているので、標準の収納は移動しました!
収納には、ゴミ袋や拭き掃除用のアルコールなどを収納しています。
ゴミ箱を3連で並べて、その奥が段ボールストックです。
冷蔵庫横にマグネットで紙を貼っていますが、リビングからは死角になるので生活感も感じません。
わかりやすいように、あえて整理せずに普段通りの写真を上げています
壁掛け収納のフックにビニール袋のストックをしたりやりたい放題ですが、すべて隠れてくれるので、急な来客時も問題ないです。
スイッチニッチぐらいの場所からリビング方面を見た景色です。
テレビとテレビボードは壁掛けにします。
同じアングルで現在の状況です。
あまり掃除もせずにありのままを撮影しています。
ダイニングセットは県民共済の家具を購入しました。
テーブルの上にデスクマットを敷いています。
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サイズをオーダーでき、ホームセンターのものより厚めで品質が高くて満足しています
家具購入については、こちらで解説しています。
ソファーはIKEAのフリーヘーテンです。
引き出してベッドにもなるので、ゆったりくつろげます。
ダイニングに設置しているカーテンは縦型のラインドレープにしました。
縦型のラインドレープと吹き抜けに設置した電動ロールスクリーンについては、タチカワブラインドのショールーム記事で解説しているのであわせて参考にどうぞ。
タチカワブラインドのショールームでは、実際に生地の透過性を確認しながら選択できたので行ってよかったです!
18畳用のエアコンと可動棚の収納です。
風向を下の方に向けると、収納扉と干渉してしまいます。
エアコンの設置場所が他になかったので、仕方ないです。
下に向けなければぎりぎり干渉しないので、今の所問題はないです。
収納の上にエアコンを設置する場合、収納の高さを考慮してもらったほうがいいかもしれません
エアコンのコンセントは天井付けにしてもらいました。
グラビオエッジの上から金具を設置することもできるのですが、グラビオエッジの厚さ分だけでも引っ込めて設置したかったので、切り抜いてもらっています。
もちろん壁掛けするので、補強下地が入っています。
テレビの壁掛け金具はこちらを購入しました。
我が家のテレビは55型のテレビですが、余裕を持って70インチまで対応の頑丈な商品にしました。
角度調整や前に出すこともできるので、設置後の配線もしやすいです。
安価で頑丈なのでおすすめです!
設置は自分でしましたが、県民共済住宅に依頼することもできるようです。
費用がかかるので、詳しくは監督にご確認ください。
テレビボードはIKEAのベスト―という商品にしました。
自分でカスタマイズしてテレビボードが作れます!
公式ページでプランニングできます。
IKEA店舗でもパソコンを使ってプランニングを作って購入する流れになります。
実際に店舗で扉の色や取っ手などを見て決めるといいです。
わかりにくいと思うので、手っ取り早く店員さんを捕まえて聞いた方がいいです。
組み立て・設置はANYTIMESで依頼しました。
コンセント部分について、テレビボード裏側をくり抜いてもらったので、とても使いやすいテレビボードになりました。
上と下で空配管が通してあります。
ですが、後悔ポイントとなりました。
現在の状況なのですが、サウンドバーとテレビを繋ぐHDMIケーブルが見えてしまっています。
空配管の太さがHDMIケーブルの頭が通らない太さだったので壁裏配線できませんでした・・・
テレビケーブルは空配管を通って下のマルチメディアシステムに接続されていますが、サウンドバーのHDMIケーブルまでは検討できていませんでした。
空配管する場合は、何のケーブルを通すか予測して太さ・本数を決めるといいです。
もし修正できるなら空配管を2本以上通して、太さもHDMIケーブルが通る太さにします
我が家のリビング階段です。階段下はなるべく余すことなく使っています。
階段下は、
- 和室の押入れ収納
- スタディスペース
- ロボット掃除機用の基地
となっています。
空間を有効活用!
設計段階で、間取り図の欄外に展開図を作図してもらいました。
階段の手すりは、三共アルミのアミスを使いました。
手すりについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にどうぞ。
三共アルミのショールームに行っている方は、県民共済住宅ブロガーでもあまりいないようなので、参考になるかと思います!
スタディスペースは、自習室の机のようなイメージでおこもり感があるスペースとなっています。
視線にテレビなど無駄なものが入らないので、集中しやすいかと思います。
スタディスペースの左側には、マグピタボードを貼りました。
プリントを貼ったり、マグネット式の収納用具を貼ったり、空間を有効活用できるかと思います。
ロボット掃除機用の基地は、左側にあるスタディスペースと奥行きが異なっています。
基地はロボット掃除機がジャストで収まるように、浅めの500mmの奥行になっています。
ちょうどいい感じでロボット掃除機が鎮座しています。
我が家が使っているのは、Roborock E4です。
- スマホからも操作可能
- 2000Paの強力な吸引力
- ゴミ捨ても簡単
- 水拭き機能付き
安い商品ですが、機能も充実していて満足しています。
ロボット掃除機として有名なルンバは、割高です
毎日午前3時半に起動するようにスケジュールしています。
寝ている間に掃除機が動作する生活に慣れると、自分で掃除機を頻繁に掛ける生活には戻れなくなります。
また床に無駄なものを置かなくなる習慣もつくので、リビングを簡単にきれいに保つことができます。
吹き抜けの大きさは6畳です。
土地が大きければ8畳の吹き抜けで間取りを考えたのですが、難しそうなので断念しました。
階段の吹き抜け分は標準なので、階段以外の部分がオプションになる吹き抜けです。
吹き抜けを見上げると、シーリングファンが見えます。
シーリングファンのある空間が憧れでした!
シーリングファンに関しては、パナソニックとオーデリックで性能とデザインを比較しましたが個人的にはオーデリック一択かと思います。
オーデリックのシーリングファンはしっかり風を感じることができますので、空間内の撹拌機能はパナソニックより勝っています。
デザインもシンプルでスタイリッシュなので、どんな空間でも合うと思います。
階段の蹴込を白色に変更しました。
蹴込を白にすることで、圧迫感をなくしています。
階段を上がるとすぐに書斎があります。
県民共済住宅ではスキップフロアを採用できませんが、リビング階段にして吹き抜け近くに作業スペースを設ければ程よい距離感の書斎になります。
ちょうどいい距離感で、リモートワークも問題なく行えています!
WEB会議をする場合は、扉を閉じて遮音もできます。
それ以外のときは基本的に開けっ放しにして、リビングと半一体の空間として使っています。
吹き抜けにはライティングレールを設置しました。
吹き抜けの照明は難しいので、後で増設できる形を取りました。
照明については、施主支給でスポットライトを設置します。
施主支給なので安価に抑えられます!
2階の廊下部分の腰壁には、スリットを入れてもらいました。
全部ただの腰壁であるよりは、視線も抜けて開放感があります。
またデザインのアクセントとしても良かったと思います。
スリットのオプション価格は一箇所あたり3900円と安価なので、おすすめです!
本当は階段の手すりと同じアミスを使いたかったのですが、高額だったので諦めました。
ロールスクリーンは面積も大きいので壁と同系色にし、なるべく存在感をなくしました。
天井の色が木目で壁と別の色なので、ロールスクリーンも色を入れてしまうと3色で喧嘩してしまいます。
クロスやカーテンで様々な色を入れたくなりますが、色を入れれば入れるほどオシャレな空間にするのが難しくなります。
空間の色は後から家具でも追加できるので、「お気に入りの色・柄」が一番映える配色にするのをおすすめします。
インテリアコーディネートは難しい・・・
リビングで寝るわけではないので、ロールスクリーンの生地はある程度の遮熱性があり、かつ暗くなりすぎないものにしました。
ちょうどいい塩梅のロールスクリーンを選べて満足しています。
キッチン
キッチンは特に妻がこだわりをたくさん入れました。
♪
現在のキッチンはこんな感じです。
下がり天井は、下がり幅が5センチと少なめです。
天井を下げすぎると換気扇が頭にぶつかるところまで下がるので、5センチとしました。
写真だと下がっている感じがあまり出ていないので伝わりにくいかもしれません・・・
下がり天井の面積が広いので下げすぎると圧迫感を感じたので、ちょうどよかったです。
下がり天井部分のクロスを濃い色にしたのも良かったポイントです。
下がり天井はゆるやかにキッチンとダイニングの空間を分けてくれます
また下がり天井には、廻り縁を付けないことをおすすめします。
廻り縁については、間取り図にもしっかり記載してもらいました!
キッチン上にペンダントライトを設置したのも良かったです。
ダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置するパターンと悩みました。
ダイニングテーブルを動かす可能性があったので、キッチン上にしました。
キッチンとダイニングの両方にペンダントライトを設置するのは、天井がごちゃつくのでやめたほうがいいです。
ペンダントライトは2つより3つ並ぶほうがバランス良く見えるので三連にしています。
アクセントクロスはキッチンに合わせて、茶色系統で統一しています。
キッチン側からリビング・ダイニングへの景観です。
テレビも見えますし、帰ってきた家族と対面で目が合うし、外の様子も見ることができます。
料理をしていて楽しい空間にできました。
ペニンシュラキッチンなので、視界もより広くなります
妻のこだわりのペンダントライトです。
すごく可愛いんです♪
友人からは「バーみたい」と言われました。
キラキラして高級感があります。
お値段もそれなりにしますが、満足しています。
写真では全く良さが伝わらないので、オーデリックのショールームに行った際に現物を見てください。
家事楽シンクとタッチレス水栓、モデレートブラックのオプション天板がお気に入りです。
家事楽シンクは使いやすくておすすめです。
まさに家事楽!
天板とシームレスに繋がっているのもポイントで、溝がないので汚れが溜まったりしません。
浄水器も住んでからよく使っている設備です。
蛇口をひねれば美味しい水が出るので、料理やお酒の水割りなどにも大活躍です。
麦茶を作る際もわざわざ水道水を沸かして作らずに、浄水の水出しで作っています。
浄水器は使ってみて初めて良さを知りました
シンク下の収納です。
包丁を入れるスペースは標準でついてきます。
「うちにもホーロートレイ」も付けて、空間を有効活用できるようにしています。
ですが今の所収納場所が余っている状態で、うまく活用できていません。
一番下も収納になっています。
キッチンの引き手はオプションのハンドル引き手にしましたが、大正解でした。
開け閉めがしやすいですし、シンク下のハンドル引き手はタオル掛けにちょうどいい大きさです。
ハンドル引き手はデザインもシンプルでおしゃれです
リンナイのフロントオープン式の食洗機を入れました。
食洗機は海外製が人気ですが、私はリンナイのフロントオープンでも十分満足しています。
扉の色はキッチンの色に似ている色で対応してもらいました。
予算が許せば、引き出し式でなくフロントオープン式の食洗機がいいのではないかと思います。
フロントオープン式の食洗機のほうが、食器を入れやすいです
箸などを入れる収納も標準でついてきました。
標準の備品がいろいろついていて、びっくりします。
収納量がとにかく多くて、満足しています。
賃貸のキッチンとは比べ物にならない…笑
間仕切り名人も購入したので、鍋の収納がしやすいです。
間仕切り名人は強力なマグネットなので、ストレスなく仕切ることができます。
他にも似た商品はたくさんありますが、県民共済住宅価格でタカラスタンダードの純正品を購入していて良かったです!
フライパンや鍋は取っ手が取り外せるティファールの商品を使っています。
カップボードはオプションでキッチンの色と合わせています。
上の棚は可動棚になっているので、2段目まで妻が使いやすいように高さを調整しています。
IHは県民共済住宅標準品です。
全く不満はないです。
カップボード横に可動棚のパントリーを作りました。
調味料や米の保管、キッチンペーパーの収納などなんでもこなしてくれています。
可動棚の枚数も増やして、空間を有効活用できています!
キッチンの収納量、使い勝手は本当に完璧だったので、ショールームに通って妥協せずに仕様を詰めた甲斐がありました。
キッチンについては、いろいろ記事を書いているので、参考にどうぞ。
ショールームでどんなオプションができるのかを勉強して、理想のキッチンにしてください!
和室
和室は4.5畳、将来二人で寝るのに十分な大きさです。
最近は和室をなくしてその分LDKを大きくする間取りも多いですが、
- 子育てスペース
- 来客用の寝室利用
- 将来の寝室スペース
などいろいろ用途が考えられる多目的スペースとして便利なので作りました。
リビングと隣接していて、使いやすいです
オプションの縁無し半畳たたみを使いました。
縦辷り窓を3つ設置しています。ダイニングにある引き違い窓と和室の縦辷り窓を開けるとLDK全体に風が抜けていきます。
縦辷り窓は引き違い窓より、風を取り込んでくれます!
階段下を押入れのスペースとして使っています。
奥行があまりないので、大きな収納スペースではないですがないよりましなので作りました。
押入れの収納は、可動棚に比べて重たいものも収納できる頑丈さがあります。
大きなニッチは床の間の代わりに作りました。
ニッチにいろんな記念のものを飾っています。
ニッチが大きくて曲線もあるので、設計時に間取り図欄外に展開図を作図してもらいました。
桜のクロスと和紙調のクロスがマッチしていて、とてもお気に入りです。
まとめ
LDKは過ごす時間の長い部屋の一つなので、しっかりこだわりたいところです。
- 生活導線
- デザイン
- 日射遮蔽・日射取得
- 風通し
- 収納計画
- 照明計画
考えることが特に多いので、大変ですよね。
いろんな方の間取りの工夫を参考にするのをおすすめします。
LDKは特にこだわりたい!
また間取り段階でどのような家具・家電を入れるかを決めて検討することが大切です。
家具・家電の大きさを考慮して間取りを作成すれば住みやすい空間になると思います。
間取りに家具・家電の大きさを落とし込んで、住みやすさチェック!
散らからない工夫として、収納を複数箇所必要な分だけ作ることも重要です。
収納の奥行までこだわらないと、使いにくい収納になってしまうので注意が必要です。
和室については、必ず作るものと固定観念に囚われるのではなく、実際に作ったとしてどんな使いみちがあるのかイメージできるかが大切です。
必要を感じないなら、洋室やクローゼットスペースにしたほうがいいかもしれません。
各々のご家庭の生活スタイルに合わせて検討することをおすすめします。
和室はそもそも必要か否か考える!
我が家は複数の使いみちがありそうなので、4.5畳の最低限必要な広さで作りました。
とても満足しています!
以上、参考になれば幸いです。
▼LDKは結構オプションを入れていますが、全オプションを別記事でまとめているので合わせて参考にしてください!
▼家具を探しにカリモク家具のショールームにも訪問しています(我が家は庶民なので買えない。。。)
▼新調したLDKの家電などはこちらで解説しています
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