どうも白井です。
この記事では、木工事完了後から引き渡しまでの流れとチェックポイントについてまとめました。
この工程では、いろんな業者が現場に入って内装が仕上がっていきます!
我が家が実際に体験したこと、実際に住んでみて「こうすればよかったな」と感じたことを踏まえて解説しますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います!
この時期は個人的に忙しくて、写真であまり残せなかった部分もあるので文章の解説で補足していきます。
109日目 キッチン・洗面台の搬入
吹き抜けに足場が組まれました。
照明やクロス貼りに使われるようです。
キッチンが来ました。
バラバラに届くんですねー
キッチン横の壁は、ホーローのパネルに変更しました。
キッチンが来る部分がカッティングされています。
洗面台も組み立てていました。
照明や換気扇用の穴が開いていました。
我が家が選んだキッチンや洗面台については、こちらの記事でまとめています。
112日 クロスが貼られる
クロスが貼られていました。
スタディスペースの左壁はマグピタボードにしています。
マグピタボードにコンセントを施工することもできるみたいで、上の写真のように丸ごと穴が開けられています。
トイレはクロスが完成していました。
壁紙はいい感じなんだけど周り縁が太いです。
周り縁は他の方のブログだとオプション変更できるみたいです。
(その方はダイケンの商品を使っていました)
照明が来る部分には電線が来ています。
ニッチの中も丁寧にクロスが貼られています。
木目調のクロスLTS420がとてもおしゃれでおすすめです。
2階の天井に採用しましたが、外からも木目が見えていい感じです。
寝室のクロスです。
奥の壁がアクセントクロスのはずが周りと同じ白いクロスが貼られていました。
折り上げ天井は折り上げ部分が白で周りが木目にしたのに、反対に貼られています。
施工の間違いが多くて、この時期は間違い探しをしている気分になりました。
・・・
監督に修正してもらうように伝えました。
クロスの施工品質はとても高かったので、経験のある方が担当してくれたのがすぐわかりました。
施工品質は角や境目を見るとわかりやすいです。
113日目 クロス
昨日に引き続きクロスの作業をしていました。
吹き抜けの作業もテキパキとこなしていて感心しました。
隠れミッフィーのクロスはクローゼットに使用しました。
可愛いのでお気に入りです。
書斎はアクセントクロスが紺色のLTS406、その他の壁・天井はコンクリート調のLV3225です。
施工ミスのあった寝室は、アクセントクロスが貼られ、天井は剥がされていました。
118日目 ポーチ・基礎のジョリパッド・電気工事
外周りは足場が外れて基礎にジョリパッドが塗られました。
施工が均一で際の塗り残しもなさそうだったので安心です。
玄関ポーチのタイルも施工されていました。
階段部分は3本の切り込みが入ります。
上の写真のように、導線は左側がメインで右側がサブが予定でした。
ですが監督が伝えた方向がメインのアプローチが左ではなく、下方向だったためタイルの切り込みも下側についてしまいました。
タイル屋さんに導線の向きについて話すと、
「一旦剥がしてやり直しになる」
とのことでした。
タイル屋さんには、午前中やった作業がパーになったので、申し訳なかったです。
監督は外構計画がまだ決まってない状態で、施主に確認せずに現場に指示するのはやめてもらいたいと強く思いました。
タイル屋さんもベテランな方のようで、きれいに修正して頂いたので良かったです。
電気配線工事も進んでいました。県民共済住宅では外壁につくコンセントについては、上の写真のような透明の防気カバーが施工されます。
すきま風をわりと感じるので、内壁のコンセントやスイッチについても防気カバーを施工してもらうようにすればよかったと後悔しています。
122日目 床が貼られる
2階寝室のクロスが修正されました。
折り上げ天井の中心を白にすることで、折り上げ天井ではなく部屋全体の周りを下がり天井にしたように錯覚して見えます。
なので天井高が高くなったように錯覚します。
雰囲気もいいので満足です。
大手ハウスメーカーだと本物の木で下がり天井を作っていたりします。
折り上げ天井の側面部分にダクトレールを施工してもらいました。
自分たちで自由にスポットライトを設置しようと思います。
寝た時に照明が眩しくないように場所調整できます
カーテンは天井付けにしてもらいました。
子ども部屋は窓枠にカーテンレールを設置しています。
1階は床が施工されました。
床板の幅が広いので高級感があります。
我が家はトリニティバーチを選択しました。
写真だと中々伝わりづらいですが、床の色がおしゃれで満足度が高いです。
127日目 家のクリーニング
床や畳などが貼り終わったら家のクリーニングが入ります。
建築現場は細かい木くずなどが散乱しているので、クリーニングが終わるとやっと新築と言った感じです。
きれいになりました!
クリーニングがどの程度のレベルで実施されているのかは、不明なので引き渡し後はしっかり自分たちで掃除をしました。
賃貸から家に変わると広さがかなり変わるので、全体を掃除するのも一苦労です。
ですが、荷物がまだ入っていないうちが一番掃除しやすいので気合を入れて頑張りましょう。
もし汚い部分や傷がある部分は施主検査の時に指摘しましょう。
128日目 監督が事前に検査
施主検査の前に監督が事前に付箋で修正箇所に印を入れていきます。
監督のチェックが思ったよりもしっかりしていたのか、かなりの数の付箋が付いていました。
133日 事前に施主検査
施主検査は監督同行で行うのですが、その前に自分たちだけでしっかり建物をチェックしました。
施主検査のチェックポイントは他の方が色々記事を上げているので参考にさせてもらいました。
上の記事はチェックリストもついていて参考になりました!
我が家が指摘したのは以下です。不備と要望を伝えました。
- 2階トイレコンセントがない
- 食洗機の建付けが悪い
- ペンダントライトの向きが揃っていない
- 玄関手すりがついてない
- 基礎の汚れ
- GLの高さ不備
- 外回りのゴミ処理
- 掃除機用に指定していたコンセントの高さが違う
- 吹き抜けライティングレールの高さが梁より下の位置になっていない
- 2階レースカーテンが付いていない
- LDKの火災報知器が付いていない
- リモコンケースを壁に取り付けて欲しい
- テレビ壁掛け金具を取り付けて欲しい
これらは翌日監督に確認することにしました。
- そのほかに全部のコンセントが使用可能かどうか
- 照明が点灯するか
- 傷や施工ミス、違和感がないか
などをチェックしました。
家全体を見るので時間がかかります!
134日 監督と施主検査
監督同行の施主検査です。
監督がチェックしていたところの内容をまずはチェックしました。
そして私たちがチェックした内容を共有しました。
- 2階トイレコンセントがない
電気屋がコンセントを設置するのを忘れていました。
配線自体は来ていました。
監督が設置されるはずの部分を触って、コンセント部分を見つけて指で穴をあけて、
「ちゃんと線は来ていますね」
と言った時は呆れてしまいました。
指摘しなかったらコンセントがないまま引き渡しになっていました。
なので電気配線図の通りに施工されているかを施主がチェックすることは、必須です。
- 食洗機の建付けが悪い
リンナイのフロントオープン型の食洗器を開け閉めすると、下の部分が「ガタッ」と毎回音が出る感じで施工されていました。
なので直してもらうことになりました。
- ペンダントライトの向きが揃っていない
キッチンのペンダントライトの向きがバラバラだったので、真っ直ぐになるように調整してもらいました。
- 玄関手すりがついてない
玄関に手すりが付いていませんでした。
「間取りに記載がなかったので施工していませんでした」とのことでした。
ちゃんと付けてもらいました。
- 基礎の汚れ
わりと早い段階でジョリパッドを塗ったせいで、土汚れがついていたのでお願いしました。
対応はできないとのことだったので諦めました。
- GLの高さ不備
間取り図と違ってGLが高さを満たしていない部分が家の周囲でありました。
外構業者によると、土はどうせ掘って残土で出るので、足りない部分は問題ないとのことでした。
なので対応はナシとしました。
- 外回りのゴミ処理
外回りにゴミがあったので処理をお願いしました。
対応してもらいました。
- 掃除機用に指定していたコンセントの高さが違う
掃除機用に高さを指定していたコンセントの高さが通常の高さで施工されていました。
よく見ると近くのスイッチが指定した高さになっており、電気工事の担当者の読み間違いが原因とわかりました。
対応は難しいので諦めました。
電気配線図は手書きと判子で対応しているので、読み間違いも致し方無いと思います。
電気配線図もPCで作ればいいのにと感じています。
- 吹き抜けライティングレールの高さが梁より下の位置になっていない
監督は「構造上無理」と言っていました。
指摘したときに「あっ!」という顔をされたので、指示し忘れたのかもしれません。
修正は難しいので、図面に記載してもらうべきでした。
- 2階レースカーテンが付いていない
後日搬入されるとのことでした。
- LDKの火災報知器が付いていない
当日LDKの火災報知器を設置しました。
天井に固定されているわけではなかったので、目立たない位置に移動もできます。
- リモコンケースを壁に取り付けて欲しい
オーデリックのライティングコントロールを壁付けしてもらいました。
- テレビ壁掛け金具を取り付けて欲しい
大工さんを手配しないといけないから2万円ほどかかると言われたので、諦めました。
引き渡し後、自分たちで取り付けました。
137日 エアコン・カーテンが付く
タチカワブラインドのドレープが付きました。
タチカワブラインドの縦型ブラインドについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
リビングのエアコンコンセントは天井付けで目立たないようにしてもらいました。
外へ繋ぐために、収納内を通っています。
リビングはエアコン上に設置しました。
子ども部屋はエアコン下に設置しました。
監督が最初エアコン下しかコンセントはできないと言っていたのですが、なんとかお願いして対応してもらいました。
なぜできないと言ったのかは不明です。
室外機の部分だけ土を盛ってもらい、設置してもらいました。
設計図では室外機の置かれている高さまで土がある想定です。
139日 引き渡し
指摘した部分について対応できる部分は対応して頂き、無事(?)引き渡しとなりました。
引き渡しでは、
- 玄関の鍵の設定
- 人感センサーの照明設定
- メンテナンスについて
の説明がありました。
もちろん引き渡し式なんてものはありません。
グーグルで調べると結構出てきます。
個人的にはやらない分工事費が少しでも安い方がうれしいので県民共済住宅のシンプルな引き渡しは賛成です。
ただ記念にやりたい方もいるかもしれないので、その場合は自前で用意して記念撮影するといいと思います。
ネットで購入することができるみたいです
引き渡しまで気が抜けない!引き渡し後は登記の手続きも!
引き渡し後は建物の登記について、担当の司法書士から案内があるので対応が必要です。
登記の費用が掛かるので、最後まで出費がバカになりません。。。
以上が我が家の家作りの流れの紹介でした。
長い記事でしたが、最後までお読み頂きありがとうございます!
また別記事では各部屋のWeb内覧会記事を書きたいと思います!
皆さんの参考になれば幸いです。
全部の流れはこちらでまとめています
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